二重まぶた・腱膜リペア aponurotic repair
二重まぶた・腱膜リペアの術式① 部分切開法(小切開法)
「二重まぶたリペア」(まぶたの乱れリペア)
+
「腱膜リペア」(まぶたのゆるみリペア 眼瞼下垂症手術)
+
「皮膚切除」
⇒自然で輝く二重まぶたを回復(低侵襲)
●眼瞼下垂の修正に加えて、ゆるんで乱れた二重まぶたを解除して作り直します。
<適応患者さん>
まぶたのタルミの正体 = 「まぶたのゆるみ・乱れ」
※まぶたがタルんでいるように見えても、多くの人は皮膚のタルミではなく”まぶた(腱膜)のゆるみ”と”二重まぶた・支持構造の乱れ”が正体!
●二重まぶた・腱膜リペア
(眼瞼下垂の治療 + 乱れた二重を解除して作り直し)
自然な二重まぶたになり、まぶたは開きやすくなった。サンケンアイ(まぶたのくぼみ)の改善。傷跡は目立たない
<利点>
✔切開が短く腫れ・ダウンタイムが少ない
✔傷跡が目立ちにくい
✔手術時間が短い(腱膜4点固定:約10分+腱膜ツリーの枝処理:約10分/片眼)
✔自然な二重まぶたへのリペアが可能
✔サンケンアイ(まぶたのくぼみ)の著しい改善
✔腫れぼったいまぶたでは、眼窩脂肪切除、小範囲のROOF(ルーフ:眼輪筋下脂肪)切除が可能
二重まぶた・腱膜リペアの術式② 全切開法
「二重まぶたリペア」(まぶた全体の乱れリペア)
+
「腱膜リペア」(まぶたのゆるみリペア 眼瞼下垂症手術)
+
「皮膚切除」
⇒まぶたの老化の全解決(侵襲大)
もともとは全切開法がスタンダードな方法で、二重・腱膜リペアの第一選択として用いていました。が、最近はもちいる事が減り、どうしても必要な場合に限定しています(全体の10%以下)。
<適応患者さん>
まぶたのタルミの正体 = 「まぶたのゆるみ・乱れ」+「皮膚のタルミ」
<利点>
✔皮膚を切除することが可能
✔まぶたが特に厚い場合はROOF(ルーフ)の広範囲切除が可能
<欠点>
✔手術時間が長く、術中の痛みやストレスが大
✔腫れ・内出血・まぶたの変形によるダウンタイムが予想以上に長くなることあり
✔術後の精神的・身体的ダメージが大
※注意!
全切開法は一度にたくさんの手技を行うために、ダウンタイム・ダメージがとても大きい
→とても腫れぼったいまぶたなど、どうしても必要がある時にだけ使用(参考→)
※まぶたが特に腫れぼったい場合にすっきりとした二重まぶたにする手術ではROOF(ルーフ)の広範囲切除が必要なので、全切開法を利用します
●全切開法 二重まぶた・腱膜リペア
皮膚切除+まぶたのゆるみリペア(腱膜の前転)+まぶた全体の乱れリペア(二重まぶたの作り直し、ルーフ切除)
腫れぼったいまぶたが、薄く自然な二重まぶたに変化 まぶたの開きは良くなった
Q&A 二重まぶた・腱膜リペア
<術式の違い>
眼瞼下垂症手術➔腱膜固定
二重・腱膜リペア➔腱膜固定 +
乱れた二重まぶたを撤去&作り直す
<目的の違い>
眼瞼下垂症手術➔開きやすい快適な眼
二重・腱膜リペア➔輝く形の良い二重まぶたの眼を回復
<費用、手術時間>
眼瞼下垂症手術➔保険適応 15分程度/片眼
二重・腱膜リペア➔保険適応外 30分程度/片眼
Q:眼瞼下垂症手術(保険適応)と二重まぶた・腱膜リペア (保険適応外)との違いは?
<術式の違い>
眼瞼下垂症手術➔腱膜固定
二重・腱膜リペア➔腱膜固定 +
ゆるんで乱れた二重まぶたを撤去&作り直す
<目的の違い>
眼瞼下垂症手術➔開きやすい快適な眼
二重・腱膜リペア➔輝く形の良い二重まぶたの眼を回復
<費用、手術時間>
眼瞼下垂症手術➔保険適応 15分程度/片眼
二重・腱膜リペア➔保険適応外 30分程度/片眼
Q:手術の値段は?
二重・腱膜リペアは自由診療ですので、手術を受ける施設や手術内容によって大きく変わります。内容をよく確認してから受けましょう。眼瞼下垂ですと保険適応なので、諸費用を合計して片眼3万円程度です。
美容外科- contens目次Aesthetic Surgery
上まぶた Upper eyelid
― 二重まぶた ―
― 目頭・目尻・まぶたの形 ―
― まぶたのタルミ ―
― 表情の改善 ―
下まぶたlower eyelid
― たるみ・眼袋・くま ―
まぶたの周囲periorbit
― ひたいのシワ・タルミ ―
― 眼のまわりのシワ・タルミ ―